企業の特徴を知る~HSPでも働き続けるために~募集要項での気をつけたいワード6選
「次の転職は失敗したくない・・」そんなアナタに…!今回は会社選びの際の、企業の募集要項での要注意ワードをピックアップしました。HSPである筆者の経験をもとに、これは気を付けておきたい、避けたいキーワードを6つご紹介します。
「週休二日制」
仕事をするなら、土日は休みたい、、。
週に2日は休みがないと体力がつらい。
しっかりした休養がより大切なHSPの方に、要注意のワードが「週休二日制」です。
私も新卒で初めて就職した会社がまさに週休二日のところでした。(もちろん、本人は週2日当然のようにお休みがとれると思っていました)
よく知っているよ!という方もいるかもしれませんが、意外と知らなかったり、見落としていたりする方も多いのです。
「週休二日制」と「完全週休二日制」
このふたつ、年間の休日数がかなり違ってきます。
●1年のうちで、月に”1”回以上2日の休みをとれる週があって、他の週では1日以上の休みがある。これが「週休2日制」です。
祝日をあわせても年間およそ90日くらいの休みとなって、100日確保することはかなり難しいでしょう。基本週6日フルで働くことになり、体力がない当時の私はすぐにバテバテになってしまいました。
あくまで休日の数を表しているだけなので、休みの曜日も固定ではなく、月によって変わることもあります。
●週に2日休みが取れる、これが「”完全”週休二日制」です。
祝日などを合わせると、だいたい年間120日は休みがとれます。
ちょっと注意したい点が、土日で2日のパターンのみではなく、水曜日と土曜日は毎週お休み・・などの場合もこれに該当します。完全週休2日制=土日休みとも限らないので、こちらも少し気を付けておきたいですね。
「未経験歓迎」
「未経験歓迎」これかなりふわっとしていると思いませんか?
”業種未経験でもOKだよ”という意味合いだったりするので、電話応対や基本的なワード・エクセルの機能は使いこなせるのが前提だったりします。
私は最初の職場で特に電話応対のスキルや、基本的なビジネスマナーを教わらなかったり、ワードやエクセルも業務で使ったことがなかったりでしたので、未経験(ほんとに1社経験しただけ)という状況でした。ですので未経験歓迎で入った2社目で何もできなすぎて気まずい思いをしたものです。今となっては懐かしいです。
これはできない、やったことはない。というのはネガティブな要素ではありますが、「どのくらいやったことがある」ニュアンスでうまく伝えたいものです。
企業側も自分も、入った時にギャップが生まれないようにしたいですね。
「固定残業代」
「1か月20万円!と思っていたら固定残業代30時間込みで、30時間残業しても給料は変わりませんでした」
これ、私です。(笑)
色々なことが抜けがちなので本当に気にしていなかったのですが、入社日の詳しい書類を見てみたら(固定残業代:30時間)の内訳が記入されていました、、
10分ごとに残業代が発生する基本給が同じ友人と比べ、忙しいのに給料が低い状況はかなり精神的にもきつかったです。
絶対に確認しておきましょう!
「中抜け休憩あり」
これは、例えば飲食店などで10時から14時までのお昼時の時間勤務し、14時から17時まで休憩、再び17時から21時まで働くというもの等です。
休憩時間1時間以外給料は発生しません。
気持ちの切り替えが苦手な方は、間の休憩時間だけではなかなか休まらないと思います。
実質10時から21時まで働くようなもので、これに通勤時間の往復2時間を入れると、、おそろしいですね。”超”要注意ワードです。
「変形労働時間制」
労働時間を年単位、または月単位で調整していく仕組みです。
例えば繁忙期などで4・5月の勤務時間が多くなったとしても、残業代としてはカウントされないこともあります。他の月で調整をするからです。
繁忙期と閑散期の差が激しい企業や、夏休みなどがある教員の方にはよく採用されている制度です。
ただ一般企業で導入しているところもあり、小規模な会社だとなかなか勤怠が複雑で、管理も適当になっていてなし崩しに実質残業代がゼロに・・ということも聞きますので、どんな申請方法なのか・だいたいの年間のスケジュールなどを面接の時に確認すると良いでしょう。
「アットホーム」
少人数の会社によくありますね。
私も「アットホーム」にひかれて入社した会社が、いわゆる家族経営・・というやつでした。
忘年会の幹事を新人にやらせたり(しっかり企画をねらないといけない)…正直トラウマです。笑
大きい声を出すのも苦手ですし、盛り上げるのも苦手だったので、忘年会をやりきった帰りの電車でひっそり泣いておりました。。
こればかりは入ってみないとわからなかったりするのですが、今の私としてはおすすめしないです。
おわりに
今回は、特に気を付けてみておきたいワードを6つ紹介しました。
皆さんにとって”働きやすい企業”を見つけるための参考になれば幸いです。