【SE転職】高待遇・好条件の転職先5選と成功のコツ

システムエンジニア(SE)は、ITシステムの企画、設計、開発、運用、保守などを行う専門的な職業です。近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、様々な業界でSEの需要が高まっています。本記事では、SEの転職について詳しく解説します。転職に悩む方も、キャリアアップを目指す方も、ぜひ参考にしてください。

SEの転職環境

まずは、SEの転職環境について見ていきましょう。

SEの転職は比較的容易

SEは転職しやすい職業と言えます。IT業界の有効求人倍率は6.01と高く、求人が豊富にあります。転職エージェントの活用で、自分に合った求人を見つけやすくなります。また、SEの経験は幅広い業界で活かせるため、選択肢が多いのが特徴です。

一方で、社内SEなどのコストセンター系の仕事は市場価値が下がる可能性があるため、注意が必要です。全体としては「売り手市場」と言えるでしょう。

転職理由は労働環境の改善がメイン

SEが転職を検討する大きな理由は、労働環境の改善です。下請け会社では残業が多く、ワークライフバランスが保てないケースが少なくありません。

また、給与面でのスキルに見合った評価が得られていないと感じる人も多いようです。

IT業界全体で長時間労働が課題となっている中、自社サービスを持つ会社や社内SEなど、労働環境の良い職場を見つけることが重要です。

転職成功のためのポイント

SEの転職を成功させるためのポイントは以下の通りです。

• 求人票の内容をしっかりチェックする
• 転職成功者の話を聞く(口コミサイトなどを活用)
• 転職エージェントに相談する(書類添削や面接対策など)

これらの方法を組み合わせて、自分に合った企業を見つけることが重要です。

おすすめの転職先

SEにはさまざまな転職先がありますが、ここではおすすめの転職先を紹介します。

上流工程ができるSIer

SEからSIerへの転職は、キャリアアップに最適です。顧客との交渉や裁量が増え、給与アップや付加価値の高い仕事ができるようになります。ただし、企業規模によって担当する仕事の内容が異なるため、注意が必要です。

フリーランスエンジニア

時間や場所に縛られずに自由に働きたい方にはフリーランスエンジニアがおすすめです。高収入を得られる可能性がありますが、経理や法務など自身で対応する必要があるデメリットもあります。

セールスエンジニア・ITコンサルタント

お客様と直接接する仕事がしたい方にはセールスエンジニアやITコンサルタントがおすすめです。これまでの開発経験を活かしつつ、クライアントへの提案力を発揮できます。

社内SE

ワークライフバランスが取りやすく、上流工程のスキルが身につき、プレッシャーも少ないなどのメリットから、社内SEは「勝ち組」と言われています。ただし、「ひとり情シス」状態になると大きな負担がかかるデメリットもあります。

異業種・異職種への転職

SEから異業種・異職種への転職についても見ていきましょう。

SEの経験を活かせる職種

• Webデザイナー
• SIerの営業職
• プロジェクトマネージャー(PM)
• ITコンサルタント

これらの職種では、SEとしての経験やスキルが大きな強みとなります。異業種転職でも活躍できる可能性が高いでしょう。

製造業でのSEの需要

製造業をはじめとする多様な業界でITシステムの導入が進んでいます。デジタルトランスフォーメーションの推進やIoTの導入などで、SEの需要が高まっています。タイズはメーカー専門の転職エージェントとして、SEの方々の転職をサポートしています。

まとめ

SEの転職は比較的しやすい傾向にあります。労働環境の改善を主な理由に転職を検討する人が多く、求人も豊富にあります。

おすすめの転職先として、SIer、フリーランスエンジニア、セールスエンジニア、社内SEなどがあげられます。また、製造業などの他業界でもSEの需要が高まっており、異業種転職の可能性も広がっています。

転職に際しては、自身のキャリアプランに合わせて最適な選択をすることが重要です。

西山みりん

ライター・イラストレーター

携帯販売店（半年）→ブラック企業で派遣（１年半）→病んで寿司屋のアルバイト（１年）→出版社（２年～）と転職を繰り返したHSPアラサー女が、20代後半の転職を応援・情報を発信しています。