HSPの転職活動をスムーズに!自己肯定感を高めよう
今回は「自己肯定感」について解説。自身を知り、感情の変化を理解することで、転職活動の不安を軽いものにしていきましょう
”自己肯定感”とは
自己肯定感は、その名の通り、自己を肯定する感情です。
自身を肯定する(認める・受け入れる)感情が高いと自己肯定感が高く、
逆に否定する感情が強いと、自己肯定感は低くなっていきます。
「私は私で良い」これはなかなか大きく受け止めることは難しいですが、自分の中でこれなら少しは認めてもいい部分を見つけると、途端に気持ちが楽になったりします。
今回は自己肯定感を6つに分けて紹介していくので、興味の話題の一つとして聞いてみてください。
自尊感情
自分には価値があると思える感覚
日本人は自分自身に満足している人が少ないといいます。
日本って、小学校や中学校など、集団で”平等が一番”な感覚が強いですよね。
その中で育ったので、自分自身というものを大きくはみ出して出すことは、「恥ずかしいこと」「みっともないこと」であったりします。筆者もそうです。
日本人だからこそおすすめな考え方が、「誰かのためになること」に重きをおくことです。
誰かのためになっている=自分の価値 と考えると、自己承認が進み結果的に自尊感情を高めることができるのです。
自己受容感
ありのままの自分を認める感覚
自分のどんな面も認めることで、失敗したりおちこんでも、何とかなるさ!と気持ちか切り替えられます。
あらゆる自分にOKを出せる人は、柔軟に物事に対応できるようになります。
自己効力感
自分にはできると思える感覚
自信を持つ感覚です。これがもてると課題に向かって一歩踏み出す力となります。
そして、課題や目標を設定したら、「失敗・挫折・計画外のできごと」これは起きて当たり前と思うことも大切です。そうなったらどうすればいいのかの準備も含めて考えられると、
自己効力感がそなわったといえるでしょう。
自己信頼感
自分を信じられる感覚
自分を信じる感覚を自分でつくりましょう。
好きなものはとことん好きに、嫌いなものがあっても、その感覚は自分だけのものなので受け入れて、「自分」を信じることです。
自己決定感
自分で決定できるという感覚
2018年に神戸大学が2万人を対象におこなった研究で、自己決定感の高い人は人生の幸福度も高いという結果が出ているそうです。
自分が決めたという感覚で、人生を歩むと、後悔することも少ないきがします。なぜなら自分の意志で歩んでいるので、誰かのせいにできませんものね。
反対に、自己決定感が低くなると、周囲への依存度が高まるといいます。
自分で決めるという感覚を大事にしたいですね。
自己有用感
自分は何かの役に立っているという感覚
周囲の人や社会とのつながりを感じ、その中で自分が役に立っている感覚があると、自己肯定感もグッと高くなります。自己肯定感と直結している感覚といっていいでしょう。
また、人はなかなか自分のためだけには頑張れないといいます。
世の中の仕事は、どんなジャンルでも、誰かの役にたつことでなりたっているともいえますね。
仕事をするということは、大きく見れば自分の自己肯定感を保っていくといううえでとても重要なんだなと気づきます。
自分自身の未来のためにも、「自分の自己肯定感も高まるステキなお仕事」を見つけましょう!
参考にした文献:自己肯定感の教科書(中島 輝)